自分への投資で自己力をアップしたら世界が近づいて来たッ。
こんにちは。
いつも浜焼さざえのブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。
今日はさざ衛が若造の頃に実践した自己力アップについてご紹介します。
この記事でお伝えする事
はじめに
定年退職まで勤めた会社での今でも記憶に残る印象的だった言葉は
「給料の10%は自分に投資しろ!」と先輩社員から言われた事です。
対象は何でもOK。 但し、自分力をアップするためにお金を投じるという事。
なけなしの給料から10%=1割も自分に投資・・、「そんなの無理!」と即答でした。
結論
さざ衛は「自分力アップ」なんて高尚な志ではありませんでしたが、
入社した会社のサラリーマンであり続けるなら「官費で海外旅行(海外出張)する。」という、
バリバリ不純な動機で英語力を付けるための勉強をしました。
いきさつ
現在は帰国子女の方、学業で英語力を高められた方々はたくさんいらっしゃいますよね。
日本国内でもきわめて普通の言語となりつつある英語かもしれませんが、今から40年くらい前の
さざ衛が20歳代の頃は、英語力を判定する公的試験は「英語検定=英検」くらいしかありませんでした。
ビジネス英語としての英語力判定試験「TOEIC」の教本や問題集は書店に見かけませんでした。😱
そればかりか「TOEIC」って何よ・・・、
どんな試験?という知名度の低さでした。(信じられますか?)
一方、海外の大学等へ留学するための英語力判定試験「TOEFL」の情報は
当時でも充実しており、数々の参考書や問題集が市販されていた事を羨ましく思っていました。
その進め方は・・・
当時、日本の企業では海外出張の可否を判定する試験は、各社で固有の判定をしていました。
さざ衛の場合、入社した会社が外資系という事もあり、早い段階から「TOEIC」を海外出張の
判断基準に採用していました。
兎にも角にも「TOEIC」で最低基準点の600点を越えないとお話になりません。
語彙力の増強、文法力の強化、リスニング力の強化と、正に1からのスタートでした。
通勤時間や休日を使っての自己流の学習でした。
その成果は・・・・・
はじめて受験した「TOEIC」のスコアが360点。💀
7つのパートに分かれた試験構成の攻略法を理解していなかったことを
加味したとしても「かなりヤバイ」点数だったと振り返ります。
ともかく語彙力を高める事と並行してリスニング力の強化を
地道に継続した結果、「TOEIC」のスコアが600点を越え
最終的には785点まで上げる事が出来ました。
その甲斐が実り4回の「官費で海外旅行」=海外出張😜の機会と、
官費でイギリスの教育機関での6週間の研修にも参加する機会をいただきました。👍
プライベートでは両手に余る回数、海外旅行に行っています。(単なる家族旅行ですが・・)
無事に帰って来ているので笑って話せますが、肝を冷やす経験は数え切れません。😓
そこで気が付いたことは
「TOEIC]のスコアが600点を越えても、700点を越えてもネイティブの様には話せないし、
昼間のビジネスとしての会話では一応コミュニケーションできても仕事を離れ、世間話や
くだけた口調での日常会話、ましてや猥談なんてもってのほかで「全く分かりません」。
英語圏出身のメンバーがゲラゲラ笑う中、「今のどこが面白いの?」と思うほどでした。
認識したことは・・
「TOEIC」のスコアは大切です。
しかし「TOEIC]の高スコアばかりを目指した学習では、
「上っ面」のコミュニケーションしか出来ないのかな?と考えるようになりました。
自動車の運転免許証とドライビングテクニックとの関係を例に取ると・・・
「TOEIC」のスコア = 運転免許証です。
これを所持していないと公道での運転はできません。 = 「TOEIC」スコアが海外出張のための免許証です。
ドライビングテクニック = コミュニケーション脳力です。
ドライビングテクニックを駆使してコースを走破します。 = 状況に応じて適切に意思疎通を図る脳力です。
ふと気が付くと・・・・
一生懸命、語彙力を付け、耳を慣らすために隙間時間を活用して英語を聴いていましたが、
自分の口から「声にして英語を発する練習 = 訓練」はしていませんでした。
自問自答すると・・・
「TOEIC」のスコアが伸びても
コミュニケーションがイマイチだなぁ~
どうしてだ??
綺麗な英語を喋ろうとしていない?
エエカッコシーじゃないの?
恥をかきたくないしなぁ~
自信も無いし・・・
だから声が小さくなっちゃて・・・
相手には聞こえないから・・
だから”Perdon?”と聞き返されるんでしょ。
あっ!間違った??😣
・・・と思って委縮して更に声が
小さくなっちゃう・・
そして、益々聞こえなくなっちゃう・・・・・。
この「負のスパイラル」で自信喪失し、海外キライに陥る。
負のスパイラルを脱却するために取った行動
「TOEIC」のスコアも大切だけど「恥を捨てて」もっと言葉を発する練習が必要と気付きました。
アメリカ人は赤ちゃんの時から英語を喋っている。(赤ちゃんは喋りませんが・・・🤣)
日本人の赤ちゃんも読み書き出来なくても両親の言葉から日本語を憶えますよね。
実際に英語を聴き・口にする練習 = 訓練が必要なことに気が付きました。
年齢を重ねている分、人並み以上の練習が必要なんです。
選択肢としての教材は・・・・
現行で英語力向上の方策として利用可能な教材は・・・・
参考書・問題集 | 通信教育 | e-ラーニング | 英会話教室 | |
強化する分野 | 文法・語彙 | 文法・語彙 | 文法・語彙・会話 | 会話 |
取り組み安さ | 簡単 | 簡単 | 中間 | 難 |
自由度(時間) | 自由 | 自由 | 中間 | 難 |
自由度(進捗管理) | 自由 | 自由 | 中間 | きっちり |
費用 | 廉価 | 比較的廉価 | 中間 | 高い |
現行で利用可能な英語教材はたくさん見のまわりにあります。
英会話の強化を目的とすると「対面式の英会話教室」が最も望ましいと私見ですが感じます。
- 「対面式の英会話教室」の良い点・・・
- 生の声を聴きながら勉強できる。
- 分からない時に直ぐに聞き直せる(質問できる)。
- 表情と音声を同時に見聞きしながら勉強できる。
- しかし、「対面式の英会話教室」の課題もあります。
- 費用が高い。(さざ衛が若造の時に比較すると大幅に廉価になっていますが・・・)
- 英会話教室まで出向く必要がある。
- 受講のためには予約が必要(日程が束縛される)。
- 仕事を持っている立場では時間確保は容易ではない。(夜間か休日の利用は不可避となる。)
- 研修継続の勧誘対応が面倒。
選択した教材は・・・・
当時のさざ衛は・・・・
書籍を利用しての自己学習 と テレフォンレッスン📞が出来る通信教育 を併用しました。
ただ今となっては「笑い話」となりますが「家からのテレフォンレッスン📞はNGでした。」
理由は・・・・
家で電話していると「家族がダンボ耳で聴き耳を立てていました😆」
”パパが英語を喋っているよ!”と・・・・・。
精神修養の出来ていないさざ衛は、家族の様子が気掛かりで集中できませんでした。😅
取った対策は・・・
「家からのテレフォンレッスンはムリ!」という事で、
携帯電話📱やスマホ📳は、当時は普及していませんでしたので
苦肉の策として、仕事帰り最寄りの駅から帰宅途上にある「公衆電話」(懐かしい響きですね)を
利用してテレフォンレッスンに参加することにしました。 涙ぐましい努力でしょ??😂
これまでを振り返って
若造の時の考えでは・・・・
「必要になったら何時でも勉強すれば良い・勉強できる」と思いがち・・・
世の中そんなに甘くない!!
必要性に迫られたり、向上心が目覚めた時には、仕事、生活の事を考えると
「簡単には勉強のための時間が捻出できない」ことを悟りました。
◆今ならこれを選ぶ! お勧めの4教材。
さざ衛の自己学習で良い教材だったなと思うものをご紹介します。
書籍では以下の書籍にお世話になりました。
「多聴多読マガジン」
この書籍は音声がCDで付属していますが、購入者は音声をダウンロードできる特典があります。
隔月出版でリスニング力に合わせて幼児レベルの語彙・スピードから映画、講演や
インタビューなどのハイレベルまで、幅広く教材が収録され自分に合ったレベルで
楽しみながら学習できるのでお勧めです。
音声に合わせて「同時に発声する」シャドーイングは「英語脳」と「英語口」を作るのに
とても有効と感じました。
但し、シャドーイングする場合は場所を選んでくださいね。
「ブツブツ独り言を言っている」変なおじさんと思われる危険性がありますので・・。😜
あと以下の本が「生の英語表現」を知るのに参考になりました。
「リアルな英語の9割は海外ドラマで学べる! 」
おなじみの映画のセリフを日本語の解説で説明され
”ふ~~ん、そんな風に言うんだ”と楽しく読めると思います。
英会話力の増強には今なら「オンライン英会話」がお勧めですね。
インターネットを介して「Face To Face」形態で受講できるのはさざ衛の時代とは大違いです。
以下に面白いシステムと思った2つのオンライン英会話教材をご紹介します。
まとめ
さざ衛の自己啓発の経験を基に、現在の提供されている教材を調べてご紹介しました。
若造の時には自己啓発なんて「必要になったら頑張ればいつでも出来るよ!」と考えていました。
しかし「より上のスキルが必要になる時(なった時)には、
仕事にガッチリと囲まれ、立場も少しづつ上がり、責任も上がっている環境でした。
自分中心だけでは物事を済ませられない職場環境が、いつのまにか出来上がっていた中での
自己啓発は「相当の努力とガマンを払わないと実践出来ませんでした。」
読者さんに学生さんがいらしたら申し訳ありませんが、当時は真剣に思った事があります。
「学生は楽で良かったなぁ~~」と・・・。
「勉強だけしていれば良かったんだもん。」と・・・。
ご飯の心配、洗濯やお風呂の掃除と生きていくための作業には気を遣わずに、
「全エネルギーを勉強だけに注げるんだから」と・・・。
でもその時は全く気が付かず、仕事に就いた後も「必要に迫られるまで無頓着でした。」
さざ衛の経験談で「うん、そうだね」と思われるようでしたら「思い立ったが吉日」
早速、自分力アップの活動を開始されてはいかがでしょうか?
先人は良い言葉を残されています。 「後悔先に立たず」
後になってから悔やむ事柄を少しでも少なくして残りの人生を歩みたいと思います。
蛇足ですが、現在さざ衛はスペイン語に魅かれています。
アメリカの各地にスペイン語に由来してそうな言葉がたくさんありますね。
サンフランシスコ、ロスアンゼルス、ラスベガス、サンノゼ、コロンビア 等々。
英語力も十分ではありませんが「新たな事に時間を費やする事」を楽しみたいと思います。
長文になってしまいましたが、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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